基本情報の用語と解説
基本情報技術者。116 語のうち 101〜116 語目です。答えを隠して、問いから答えを思い出してから読むと、覚えやすくなります。
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バスタブ曲線ばすたぶきょくせん
問い品質管理などで使う曲線のうち、機器の故障率の時間による変化を表し、初期故障期、偶発故障期、摩耗故障期に分かれるものはどれか。

バスタブ曲線は、初期故障期・偶発故障期・摩耗故障期と続く故障率の変化が浴槽の形になるものです。
【関連】信頼度成長曲線は、テストで見つかるバグの累計を表します。
TLBtlb
問い仮想記憶で、仮想アドレスから実アドレスへの変換結果を一時的に保持し、アドレス変換を速くする専用のキャッシュはどれか。

TLBは、仮想アドレスから実アドレスへの変換結果を保持する、小さな高速のキャッシュです。
【関連】ページテーブルは変換表そのもので、主記憶に置かれます。
ライトバック方式らいとばっくほうしき
問いキャッシュメモリの書込み方式のうち、書込み時はキャッシュだけを更新し、そのブロックが追い出されるときに主記憶へ反映するものはどれか。

ライトバック方式は、キャッシュから追い出すときに主記憶へ反映するため、書込みが速い方式です。
【関連】ライトスルー方式は、毎回主記憶にも書きます。
再入可能さいにゅうかのう
問いプログラムの性質のうち、複数のタスクから同時に呼び出されても、それぞれ正しく実行できるものはどれか。
再入可能(リエントラント)は、複数のプロセスから同時に呼ばれても正しく動くプログラムの性質です。
【関連】再使用可能は、実行後に読み込み直さなくても再び使える性質です。
プログラム割込みぷろぐらむわりこみ
問い割込みのうち、実行中の処理が0で割り算をしたり、演算結果があふれたりしたときに発生するものはどれか。
0での除算や演算結果のあふれ(オーバーフロー)で起きる割込みは、内部割込みの一つのプログラム割込みです。
【関連】SVC割込みは、OSの機能を呼び出す命令によって起こります。
密結合マルチプロセッサみつけつごうまるちぷろせっさ|みつけつごうまるちぷろせっさー
問い複数のプロセッサを使う構成のうち、主記憶を共有し、1つのOSがすべてのプロセッサを制御するものはどれか。

密結合マルチプロセッサは、複数のプロセッサが主記憶とOSを共有する構成です。
【関連】疎結合マルチプロセッサは、プロセッサごとに主記憶とOSを持って連携します。
VLIWvliw
問いCPUの並列実行の方式のうち、同時に実行できる複数の命令をコンパイラがまとめ、1つの長い命令として実行するものはどれか。

VLIWは、同時に実行する命令の組合せをコンパイラがあらかじめ決めておく方式です。
【関連】スーパースカラは、実行時にハードウェアが同時実行を決めます。
制御ハザードせいぎょはざーど
問いパイプライン処理の乱れのうち、分岐命令によって次に実行する命令が決まらず、先に読み込んだ命令が無駄になるものはどれか。

制御ハザードは、分岐命令によって次に実行する命令が決まらず、パイプラインの流れが乱れることです。
【関連】データハザードは、前の命令の結果を待つときに起こります。
セットアソシアティブ方式せっとあそしあてぃぶほうしき
問いキャッシュメモリの方式のうち、キャッシュをいくつかの組に分け、主記憶のブロックは決まった組の中なら、どこにでも置けるものはどれか。

セットアソシアティブ方式は、格納するセット(組)を決め、その中では自由に置けるキャッシュの方式です。
【関連】ダイレクトマップ方式は、置ける場所が1か所に決まります。
再配置可能さいはいちかのう
問いプログラムの性質のうち、主記憶上のどのアドレスに読み込んでも、そのまま正しく実行できるものはどれか。
再配置可能(リロケータブル)は、主記憶のどの番地に置いても正しく実行できるプログラムの性質です。
【関連】再入可能は、同時に呼ばれても正しく動く性質です。
アムダールの法則あむだーるのほうそく
問い性能に関する法則のうち、処理を並列化しても、並列化できない部分の割合によって、全体の速さの向上には限りがあることを示すものはどれか。

アムダールの法則は、並列化できない部分の割合が、並列化による性能向上の上限を決めるという法則です。
【関連】ムーアの法則は、集積度の向上についての経験則です。
アウトオブオーダ実行あうとおぶおーだじっこう|あうとおぶおーだーじっこう
問い命令の実行方式のうち、プログラムの順序によらず、必要なデータがそろった命令から先に実行し、結果は元の順序で確定させるものはどれか。
アウトオブオーダ実行は、プログラムの順序にこだわらず、準備のできた命令から実行する方式です。
【関連】投機実行は、分岐の結果が出る前に予測して実行します。
レジスタリネーミングれじすたりねーみんぐ
問いCPUの高速化技術のうち、命令どうしの見かけ上の依存をなくすため、同じレジスタ名に別の物理レジスタを割り当てるものはどれか。
レジスタリネーミングは、レジスタ名が同じだけの見かけの依存をなくし、命令を並べ替えやすくする技術です。
【関連】フォワーディングは、演算結果を次の命令へ直接渡します。
キャッシュコヒーレンシきゃっしゅこひーれんし|きゃっしゅこひーれんしー
問いマルチプロセッサで、各プロセッサのキャッシュに同じデータの写しがあるとき、その内容が食い違わないように保つことを何というか。

キャッシュコヒーレンシは、複数のプロセッサが持つキャッシュの内容の一貫性を保つことです。
【関連】参照の局所性は、近くのデータが続けて使われやすい性質です。
NUMAnuma
問いマルチプロセッサの構成のうち、メモリを共有しながら、プロセッサから近いメモリと遠いメモリがあって、アクセス時間が異なるものはどれか。

NUMAは、プロセッサから近いメモリほど速くアクセスできる共有メモリ型の構成です。
【関連】UMAは、どのプロセッサからもメモリへのアクセス時間が同じです。
フォワーディングふぉわーでぃんぐ
問いパイプラインの待ちを減らす技術のうち、前の命令の演算結果をレジスタに書き込む前に、次の命令へ直接渡すものはどれか。

フォワーディング(バイパシング)は、前の命令の演算結果をレジスタへの書込みを待たずに次の命令へ渡し、待ちを減らす技術です。
【関連】遅延分岐は、分岐の後ろに無駄にならない命令を置く工夫です。