生成AIの用語と解説

生成AIのキーワード。172 語のうち 51〜100 語目です。答えを隠して、問いから答えを思い出してから読むと、覚えやすくなります。

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感情分析かんじょうぶんせき

問い自然言語処理の課題のうち、商品の口コミなどの文章から、書き手の気持ちが肯定的か否定的かを判定するものはどれか。

感情分析は、口コミなどの文章から書き手の気持ちが肯定的か否定的かを判定する処理です。 【関連】文章要約は、内容を短くまとめる処理です。

報酬ほうしゅう

問い強化学習の用語のうち、エージェントがとった行動の良し悪しを示すために、環境から与えられる数値はどれか。

報酬
報酬は、強化学習でエージェントの行動の良し悪しを示すために環境から与えられる数値です。 【関連】方策は、どの状態でどの行動をとるかの決め方です。

第3次AIブームだいさんじえーあいぶーむ|だいさんじaiぶーむ

問いAIブームのうち、ビッグデータと計算機の性能の向上を背景に、深層学習が大きな成果を上げて始まったものはどれか。

第3次AIブーム
第3次AIブームは、ビッグデータと計算機性能の向上を背景に、深層学習の成果から始まりました。 【関連】第2次AIブームは、エキスパートシステムが中心でした。

第1次AIブームだいいちじえーあいぶーむ|だいいちじaiぶーむ

問いAIブームのうち、推論や探索の技術で迷路やパズルのような問題を解くことが中心だったものはどれか。

第1次AIブーム
第1次AIブームは、推論と探索で迷路やパズルのような問題を解くことが中心でした。 【関連】第2次AIブームは、専門家の知識をルールにするエキスパートシステムが中心でした。

学習率がくしゅうりつ

問い勾配降下法の設定のうち、1回の更新でパラメータをどれだけ大きく動かすかを決める値はどれか。

学習率
学習率は、1回の更新でパラメータを動かす「歩幅」です。大きすぎると最適な値を飛び越えます。 【関連】バッチサイズは、1回の更新に使うデータの数です。

混同行列こんどうぎょうれつ

問い分類モデルの評価に使うもので、実際のクラスと予測したクラスの組み合わせごとに件数を表にまとめたものはどれか。

混同行列
混同行列は、実際のクラスと予測したクラスの組み合わせごとに件数をまとめた表です。 【関連】混同行列の件数から、適合率や再現率を計算できます。

誤差逆伝播法ごさぎゃくでんぱほう|ごさぎゃくでんぱんほう

問いニューラルネットワークの学習で、出力で生じた誤差を入力側へさかのぼらせ、各層の重みの勾配を効率よく求める方法はどれか。

誤差逆伝播法
誤差逆伝播法(バックプロパゲーション)は、誤差を出力側から入力側へ伝えて各層の勾配を求めます。 【関連】求めた勾配で重みを直すのが勾配降下法です。

勾配消失問題こうばいしょうしつもんだい

問い深層学習の難しさのうち、層を深くするほど、入力側の層へ伝わる勾配がほとんどゼロになり、学習が進まなくなるものはどれか。

勾配消失問題
勾配消失問題は、層が深いと入力側へ伝わる勾配がほぼゼロになり学習が進まない問題です。 【関連】活性化関数をReLUにすると和らぎます。

ドロップアウトどろっぷあうと

問い過学習を防ぐ工夫のうち、学習のたびにニューロンの一部をランダムに無効にしながら学習を進めるものはどれか。

ドロップアウト
ドロップアウトは、学習のたびに一部のニューロンをランダムに無効にして過学習を防ぐ工夫です。 【関連】早期終了は、学習を途中で打ち切る方法です。

データ拡張でーたかくちょう

問い学習の工夫のうち、画像を回転や反転させたり明るさを変えたりして、学習に使うデータの数を人工的に増やすものはどれか。

データ拡張
データ拡張は、回転・反転・明るさの変更などで手元のデータを加工し、数を人工的に増やす工夫です。 【関連】アノテーションは、データに正解を付ける作業です。

交差検証こうさけんしょう

問いモデルの評価方法のうち、データをいくつかに分け、評価に使う部分を入れ替えながら学習と評価を繰り返すものはどれか。

交差検証
交差検証は、データを分割し、評価用の部分を入れ替えながら学習と評価を繰り返す方法です。 【関連】ホールドアウト法は、一度だけ分けて評価します。

k-means法けーみーんずほう

問い機械学習の手法のうち、正解ラベルを使わずに、前もって決めた数のグループへ、各グループの中心との距離をもとにデータを分けるものはどれか。

k-means法
k-means法は、決めた数のグループへ、各グループの中心との距離をもとにデータを分ける教師なし学習の手法です。 【関連】k近傍法は、近いデータの多数決で分類します。

ランダムフォレストらんだむふぉれすと

問いアンサンブル学習の手法のうち、データや特徴量を無作為に選んで多数の決定木を作り、その多数決や平均で予測するものはどれか。

ランダムフォレスト
ランダムフォレストは、無作為に選んだデータや特徴量で多数の決定木を作り、多数決や平均で予測します。 【関連】勾配ブースティングは、木を順に足して誤りを直していきます。

RNNrnn

問いニューラルネットワークのうち、文章や音声のように順番のあるデータを扱うため、前の時点の情報を次の計算に戻す構造を持つものはどれか。

RNN
RNN(再帰型ニューラルネットワーク)は、前の時点の情報を次の計算に引き継いで順番のあるデータを扱います。 【関連】CNNは、画像の特徴を取り出すのが得意です。

適合率てきごうりつ

問い分類モデルの評価指標のうち、陽性と予測したものの中で、実際に陽性だったものが占める割合はどれか。

適合率
適合率は、陽性と予測したもののうち実際に陽性だった割合です。 【関連】再現率は、実際の陽性のうち正しく見つけた割合です。

再現率さいげんりつ

問い分類モデルの評価指標のうち、実際に陽性であるものの中で、正しく陽性と予測できたものが占める割合はどれか。

再現率
再現率は、実際に陽性であるもののうち、正しく陽性と予測できた割合(見逃しの少なさ)です。 【関連】適合率は、陽性と予測したうち当たった割合です。

形態素解析けいたいそかいせき

問い自然言語処理の技術のうち、日本語などの文章を、意味を持つ最小の単位に区切って品詞を判定するものはどれか。

形態素解析
形態素解析は、文章を意味を持つ最小単位に区切り、品詞を判定する技術です。 【関連】構文解析は、単語どうしの文法上の関係を調べます。

フレーム問題ふれーむもんだい

問いAIの難しさを示す問題のうち、ある課題を行うとき、無数にある事柄から関係することだけを選び出して考えることが難しいものはどれか。

フレーム問題は、無数の事柄から課題に関係することだけを選び出すのが難しいという問題です。 【関連】トイ・プロブレムは、現実より単純化した問題のことです。

ReLUrelu

問い活性化関数のうち、入力がゼロ以下ならゼロを、正ならその値をそのまま出力するものはどれか。

ReLU
ReLUは、入力がゼロ以下ならゼロ、正ならその値をそのまま出力します。勾配が消えにくく、深層学習でよく使われます。 【関連】ステップ関数は、正なら常に1を出す点が違います。

ソフトマックス関数そふとまっくすかんすう

問い分類の出力層で使う関数のうち、複数の出力の値を、合計が1になる確率のような値に変換するものはどれか。

ソフトマックス関数
ソフトマックス関数は、複数の出力を合計が1になる確率のような値に変換します。 【関連】シグモイド関数は、一つの値を0から1の範囲に収めます。

正則化せいそくか

問い過学習を防ぐ工夫のうち、損失関数に、パラメータの大きさに応じた罰則を加えて、モデルが複雑になりすぎるのを防ぐものはどれか。

正則化は、損失関数にパラメータの大きさに応じた罰則を加え、モデルの複雑化を防ぐ工夫です。 【関連】正規化は、データの値の範囲をそろえる前処理です。

次元の呪いじげんののろい

問い機械学習の難しさのうち、特徴量の種類が増えるほど、必要なデータの量や計算量が急激に増え、学習が難しくなるものはどれか。

次元の呪い
次元の呪いは、特徴量の種類が増えるほど必要なデータ量や計算量が急増する問題です。次元削減で和らげられます。 【関連】勾配消失問題は、層が深すぎると起こる問題です。

主成分分析しゅせいぶんぶんせき

問いデータ分析の手法のうち、データのばらつきが最も大きい方向から順に新しい軸を取って、情報をまとめるものはどれか。

主成分分析
主成分分析は、ばらつきが最も大きい方向から順に新しい軸を取り、情報をまとめる次元削減の代表的な手法です。 【関連】k-means法は、データをグループに分ける手法です。

k近傍法けーきんぼうほう|kきんぼうほう

問い分類の手法のうち、新しいデータに距離の近い学習データを決めた数だけ選び、その多数決でクラスを決めるものはどれか。

k近傍法
k近傍法は、距離の近い学習データを決めた数だけ選び、その多数決でクラスを決めます。 【関連】k-means法は、正解なしでグループを作る手法です。

サポートベクターマシンさぽーとべくたーましん|さぽーとべくとるましん

問い分類の手法のうち、クラスを分ける境界と、それに最も近いデータとの距離が最大になるように境界を決めるものはどれか。

サポートベクターマシン
サポートベクターマシンは、境界と最も近いデータとの距離(マージン)が最大になる境界を探します。 【関連】k近傍法は、近いデータの多数決で分類します。

LSTMlstm

問いニューラルネットワークのうち、ゲートの仕組みで情報を残すか忘れるかを調整し、長い系列でも前の情報を保てるようにしたものはどれか。

LSTM
LSTMはRNNを改良したもので、ゲートで情報を残すか忘れるかを調整し、長い系列でも情報を保てます。 【関連】CNNは、画像の特徴を取り出すのが得意です。

F値えふち|fち

問い分類モデルの評価指標のうち、適合率と再現率の調和平均で、両者のバランスを見るものはどれか。

F値
F値は、適合率と再現率の調和平均です。どちらかが低いとF値も低くなります。 【関連】正解率は、全体のうち当たった割合を見ます。

平均二乗誤差へいきんにじょうごさ

問い回帰モデルの評価指標のうち、予測値と実際の値との差を2乗してから平均したものはどれか。

平均二乗誤差
平均二乗誤差は、予測値と実際の値の差を2乗してから平均した回帰の評価指標です。 【関連】平均絶対誤差は、差の絶対値を平均します。

自己教師あり学習じこきょうしありがくしゅう

問い機械学習の学び方のうち、文章の一部を隠して当てるなど、ラベルのないデータ自体から問題を作って学習するものはどれか。

自己教師あり学習
自己教師あり学習は、文章の一部を隠して当てるなど、ラベルのないデータ自体から問題を作って学びます。 【関連】半教師あり学習は、少量の正解付きデータも併せて使います。

シンボルグラウンディング問題しんぼるぐらうんでぃんぐもんだい

問いAIの難しさを示す問題のうち、記号や言葉と、それが指す実世界の意味とを、コンピュータが自力で結び付けられないものはどれか。

シンボルグラウンディング問題は、記号と実世界の意味をコンピュータが自力で結び付けられない問題です。 【関連】フレーム問題は、必要な事柄だけを選び出せない問題です。

アルゴリズムあるごりずむ

問いコンピュータの用語で、問題を解いたり処理をしたりするための、決まった手順や計算の方法はどれか。

アルゴリズムは、問題を解いたり処理したりするための決まった手順・計算方法です。機械学習も、学習の手順をアルゴリズムとして実行しています。 【関連】プロトコルは、機器どうしが通信するときの約束事です。

セグメンテーションせぐめんてーしょん

問い画像認識の課題のうち、画像の画素の一つ一つが何に当たるかを判定して、領域ごとに塗り分けるものはどれか。

セグメンテーション
セグメンテーションは、画素ごとに何に当たるかを判定し領域を塗り分けます。自動運転で道路と歩道を分けるのに使われます。 【関連】物体検出は、物の位置を四角い枠で示します。

早期終了そうきしゅうりょう

問い過学習を防ぐ工夫のうち、検証データでの誤差が下がらなくなった時点で、学習を打ち切るものはどれか。

早期終了
早期終了(アーリーストッピング)は、検証データでの誤差が下がらなくなった時点で学習を打ち切る工夫です。 【関連】ドロップアウトは、一部のニューロンを無効にする方法です。

エポックえぽっく

問い機械学習の用語で、訓練データの全体を一通り使って学習したことを1回と数える単位はどれか。

エポック
エポックは、訓練データ全体を一巡して学習するごとに1回と数える単位です。多すぎると過学習しやすくなります。 【関連】イテレーションは、パラメータを1回更新するごとに数えます。

ロジスティック回帰ろじすてぃっくかいき

問い分類の手法のうち、入力の重み付きの和をシグモイド関数に通して、あるクラスに当たる確率を出すものはどれか。

ロジスティック回帰
ロジスティック回帰は、重み付きの和をシグモイド関数に通して確率を出す分類の手法です。名前は回帰でも用途は分類です。 【関連】線形回帰は、数値そのものを予測します。

モラベックのパラドックスもらべっくのぱらどっくす

問いAIの難しさを示す考え方で、高度な推論や計算は得意なのに、幼い子でもできる歩く、見るといった動作のほうが難しいという指摘はどれか。

モラベックのパラドックスは、人に簡単な歩く・見るといった動作ほどAIには難しいという、ロボット研究から生まれた指摘です。 【関連】フレーム問題は、関係する事柄を選ぶ難しさです。

NPUnpu

問いコンピュータの部品のうち、スマートフォンなどに入り、AIの計算を速く、少ない電力で行うための専用のものはどれか。

NPUは、AIの計算を高速かつ省電力で行う専用の部品で、端末内でAIを動かすエッジAIを支えます。 【関連】GPUは、もともと画像描画のために作られた部品です。

韻律いんりつ

問い音声の用語で、声の高さの上がり下がりや強さ、間の取り方などの話し方の特徴をまとめて何と呼ぶか。

韻律(プロソディ)は、声の高さの上がり下がり・強さ・間の取り方などの話し方の特徴です。 【関連】音素は、言葉の音を区別する最小の単位です。

ボコーダぼこーだ|ぼこーだー

問い音声合成の部品のうち、声の特徴を表す数値から、実際に聞こえる音の波形を作り出すものはどれか。

ボコーダは、声の特徴を表す数値から実際の音の波形を作り出す、音声合成の最後の仕上げを担う部品です。 【関連】イコライザは、周波数ごとの音の強さを調整する道具です。

バイトペア符号化ばいとぺあふごうか

問いトークン化の方法のうち、よく並んで現れる文字の組を順に一つにまとめていき、語彙を作るものはどれか。

バイトペア符号化
バイトペア符号化(BPE)は、よく並んで現れる文字の組を順に一つにまとめて語彙を作るトークン化の方法です。 【関連】形態素解析は、辞書を使って文を品詞に区切ります。

残差接続ざんさせつぞく

問い深いニューラルネットワークの工夫で、層に入る値をその層の出力に足し合わせる近道のつながりを作り、学習を安定させるものはどれか。

残差接続
残差接続は、層への入力を出力に足し合わせる近道で、深いネットワークでも学習を安定させます。トランスフォーマーの各層にも使われています。 【関連】ドロップアウトは、過学習を防ぐ工夫です。

パープレキシティぱーぷれきしてぃ

問い言語モデルの評価指標で、次の語の予測にどれだけ迷っているかを表し、値が小さいほど良いとされるものはどれか。

パープレキシティ(困惑度)は、次の語の予測の迷いを表す指標で、値が小さいほど良いとされます。 【関連】BLEUは、訳文を参照訳と比べる機械翻訳の指標です。

大規模言語モデルだいきぼげんごもでる

問いAIの仕組みのうち、大量の文章で学習して、質問に答えたり文章を書いたりできる巨大なモデルはどれか。

大規模言語モデル(LLM)は、大量の文章で言葉の使い方を学び、質問応答や文章作成ができる巨大なモデルです。 【関連】画像認識モデルは、写っている物を見分けるモデルです。

トークンとーくん

問い言語モデルの用語で、モデルが文章を読むときの処理の単位で、単語や単語の一部などに区切られたものはどれか。

トークン
トークンは、モデルが文章を処理する単位で、単語や単語の一部に区切られます。料金や入力の上限もトークンで数えることが多いです。 【関連】パラメータは、モデル内部で学習される数値です。

事前学習じぜんがくしゅう

問い大規模言語モデルを作る最初の段階で、特定の用途に絞らず大量のデータから幅広い知識を身に付けさせる学習はどれか。

事前学習
事前学習は、用途を絞らず大量のデータで土台となる幅広い知識を身に付けさせる最初の段階です。 【関連】ファインチューニングは、その後で用途に合わせて調整する段階です。

ファインチューニングふぁいんちゅーにんぐ

問い生成AIの仕組みのうち、学習を終えたモデルに、特定の用途向けのデータを追加で学ばせて調整する方法はどれか。

ファインチューニング
ファインチューニング(微調整)は、学習済みモデルに用途向けのデータを追加で学ばせて調整する方法です。 【関連】プロンプトの工夫は、モデル自体を変えません。

マルチモーダルまるちもーだる

問いAIの性質を表す言葉で、文章だけでなく画像や音声など、種類の違うデータをまとめて扱えることを表すものはどれか。

マルチモーダル
マルチモーダルは、文章・画像・音声など種類の違うデータをまとめて扱えることです。モーダルはデータの種類を指します。 【関連】マルチタスクは、複数の課題をこなすことです。

予測よそく

問い文章を扱う処理のうち、言語モデルが文章を作り出すときに少しずつ何度も繰り返しているのは「次の語の(  )」。(  )に入る言葉は?

予測
言語モデルは、続きに来そうな語を予測して足すことを繰り返して文章を作ります。決まった文を覚えて出しているわけではありません。

識別系AIしきべつけいえーあい|しきべつけいai

問いAIの大きな分け方で、新しいものを作り出すのではなく、入力された画像や文章が何かを見分けたり分類したりするものはどれか。

識別系AIは、入力された画像や文章が何かを見分け・分類するAIです。迷惑メールの判定が代表例です。 【関連】生成系AIは、新しい文章や画像を作り出します。

動画生成AIどうがせいせいえーあい|どうがせいせいai

問い生成AIの種類のうち、場面や動きを文章で伝えると、それに合った動く映像を作り出すものはどれか。

動画生成AIは、文章で伝えた場面や動きから動く映像を作ります。広告や説明動画の下書きに使われます。 【関連】画像生成AIが作るのは、一枚の静止画です。