中学理科の用語と解説

物理・化学・生物・地学。457 語のうち 401〜450 語目です。答えを隠して、問いから答えを思い出してから読むと、覚えやすくなります。

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直流ちょくりゅう

問い電流の種類のうち、乾電池から流れる電流のように向きが一定で変わらないものはどれか。

直流
直流は、乾電池や太陽電池から流れる電流のように、向きが一定で変わらない電流です。 【関連】交流は、向きと大きさが周期的に変わる電流です。

交流こうりゅう

問い電流の種類のうち、家庭のコンセントの電流のように向きと大きさが周期的に変わるものはどれか。

交流
交流は、家庭のコンセントの電流のように、向きと大きさが周期的に変わる電流です。 【関連】交流の周波数は、東日本では50Hz、西日本では60Hzです。直流は、乾電池の電流のように向きが一定です。

放電ほうでん

問い電気の現象のうち、たまっていた電気が空間を移動したり流れ出したりする現象は。

放電
放電は、たまっていた電気が空間を移動したり流れ出したりする現象で、雷は大規模な放電です。 【関連】静電気は、物体にたまった電気そのものです。

陰極線いんきょくせん

問い電気に関するもののうち、真空放電管のマイナス極から出て蛍光板を光らせる電子の流れを何というか。

陰極線
陰極線は、真空放電管の-極から出る電子の流れで、蛍光板を光らせます。電子は-の電気をもっています。 【関連】電子線ともいい、磁石を近づけると曲がります。

圧力あつりょく

問い力に関する量のうち、面を垂直におす力の面積1平方メートルあたりの大きさを何というか。

圧力
圧力は、面を垂直におす力の、面積1m²あたりの大きさで、同じ力でも面積が小さいほど大きくなります。 【関連】圧力=面を垂直におす力÷力がはたらく面積。垂直抗力は面がおし返す力そのものです。

パスカルぱすかる

問い圧力の大きさを表す単位

圧力の単位はパスカル(Pa)で、1Paは1m²あたり1Nの力です。 【関連】天気図で使うヘクトパスカル(hPa)は100Paです。ニュートン(N)は力の大きさの単位です。

電熱線でんねつせん

問い電気器具の部品のうち、電流を流すと発熱し、ドライヤーや電気ストーブで熱を出すために使う線は。

電熱線
電熱線は、電流を流すと発熱する線で、ドライヤーや電気ストーブで熱を出すのに使い、ニクロム線がよく使われます。 【関連】導線は、電流を通すための抵抗の小さい線です。

合力ごうりょく

問い力のはたらきについて、2つの力と同じはたらきをする1つの力を何というか。

合力
合力は、2つの力と同じはたらきをする1つの力で、2力を2辺とする平行四辺形の対角線で表します。 【関連】分力は、1つの力を同じはたらきをする2つの力に分けたものです。

分力ぶんりょく

問い力のはたらきについて、1つの力と同じはたらきをする2つの力に分けたとき、その一つ一つを何というか。

分力
分力は、1つの力を同じはたらきをする2つの力に分けたときの、その一つ一つの力です。 【関連】斜面上の物体では、重力を斜面に平行な分力と垂直な分力に分けて考えます。合力は、いくつかの力を1つにまとめた力です。

水圧すいあつ

問い液体の中での力について、水の重さによって生じ、深いほど大きくなる圧力を何というか。

水圧
水圧は水の重さによって生じる圧力で、深いほど大きく、あらゆる向きからはたらきます。 【関連】浮力は、物体の上下の面にはたらく水圧の差で生じる上向きの力です。

浮力ふりょく

問い液体の中での力について、水中の物体に上向きにはたらく力を何というか。

浮力
浮力は水中の物体に上向きにはたらく力で、物体の上の面と下の面にはたらく水圧の差によって生じます。 【関連】物体が全部しずんでいれば、深さが変わっても浮力の大きさは変わりません。

作用・反作用の法則さようはんさようのほうそく

問い力についてのきまりで、物体Aが物体Bをおすと、同時にBもAを同じ大きさでおし返すことは、何という法則か。

作用・反作用の法則
作用・反作用の法則は、AがBをおすと、同時にBもAを同じ大きさで反対向きにおし返すというきまりです。 【関連】作用と反作用は別々の物体にはたらきます。力のつり合いは、1つの物体にはたらく2力の関係です。

慣性かんせい

問い物体の運動に関する性質で、外から力がはたらかないとき静止や運動の状態を続けようとする性質は。

慣性
慣性は、外から力がはたらかないとき、物体が静止や運動の状態を続けようとする性質です。急ブレーキで体が前に傾くのもこのためです。 【関連】弾性は、変形した物体がもとに戻ろうとする性質です。

等速直線運動とうそくちょくせんうんどう

問い物体の運動のうち、一直線の上を速さが変わらずに進む運動を何というか。

等速直線運動
等速直線運動は、一直線上を速さが変わらずに進む運動で、移動距離は時間に比例します。 【関連】自由落下運動では、速さがだんだん増えていきます。

自由落下運動じゆうらっかうんどう

問い物体の運動のうち、静止していた物体が重力だけを受けて真下に落ちる運動は。

自由落下運動
自由落下運動は、静止していた物体が重力だけを受けて真下に落ちる運動で、速さがだんだん増えていきます。 【関連】空気の抵抗がなければ、質量に関係なく同じように落ちます。

位置エネルギーいちえねるぎー

問いエネルギーの種類のうち、高い所にある物体がもち、高いほど、また質量が大きいほど大きいものは。

位置エネルギー
位置エネルギーは高い所にある物体がもつエネルギーで、高いほど、質量が大きいほど大きくなります。高さは基準の面からはかります。 【関連】運動エネルギーは、動いている物体がもつエネルギーです。

運動エネルギーうんどうえねるぎー

問いエネルギーの種類のうち、動いている物体がもち、速さが大きいほど大きくなるものはどれか。

運動エネルギー
運動エネルギーは動いている物体がもつエネルギーで、速さが大きいほど、質量が大きいほど大きくなります。 【関連】位置エネルギーは、高さと質量で決まります。

力学的エネルギーりきがくてきえねるぎー

問いエネルギーについての用語で、物体のもつ位置エネルギーと運動エネルギーの和を何というか。

力学的エネルギー
力学的エネルギーは、位置エネルギーと運動エネルギーの和です。 【関連】摩擦や空気の抵抗がなければ一定に保たれます。熱エネルギーなどはふくみません。

仕事しごと

問い力に関する量のうち、物体に力を加えて力の向きに動かしたとき、力と距離の積で表すものは。

仕事
仕事は、物体に加えた力の大きさと、力の向きに動いた距離の積で表し、単位はジュール(J)です。 【関連】仕事率は、1秒間あたりにする仕事です。

仕事率しごとりつ

問い仕事に関する量のうち、1秒間あたりにする仕事の大きさを表し、能率を比べるのに使うものは。

仕事率
仕事率は1秒間あたりにする仕事の大きさで、単位は電力と同じワット(W)です。 【関連】仕事は、力と力の向きに動かした距離の積です。

定滑車ていかっしゃ

問い仕事に使う道具のうち、天井などに固定して使い、力の向きを変えられるが力の大きさは変わらない滑車は。

定滑車
定滑車は天井などに固定して使う滑車で、力の向きは変えられますが、力の大きさは変わりません。旗ざおの先にも使われています。 【関連】動滑車は物体と一緒に動き、ひもを引く力が半分ですみます。

動滑車どうかっしゃ

問い仕事に使う道具のうち、物体と一緒に動き、ひもを引く力が半分ですむ滑車はどれか。

動滑車
動滑車は物体と一緒に動く滑車で、ひもを引く力は半分ですみますが、引く距離は2倍になります。 【関連】そのため仕事の大きさは変わりません(仕事の原理)。

仕事の原理しごとのげんり

問い仕事についてのきまりで、滑車やてこなどの道具を使っても仕事の大きさは変わらないことは、何という原理か。

仕事の原理
仕事の原理は、滑車やてこなどの道具を使っても、仕事の大きさは変わらないというきまりです。 【関連】力が小さくなる分、動かす距離が長くなります。ふつう摩擦や道具の重さは考えません。

記録タイマーきろくたいまー

問い運動を調べる器具のうち、一定の時間ごとに紙テープに打点を記録するものはどれか。

記録タイマー
記録タイマーは、一定の時間ごとに紙テープに打点を記録する器具で、東日本では1秒間に50回打つものが多いです。 【関連】ストロボ写真は、一定時間ごとに光を当てて運動を記録します。

平均の速さへいきんのはやさ

問い速さの表し方のうち、ある区間全体を一定の速さで動いたとみなして求めた速さは。

平均の速さ
平均の速さは、ある区間全体を一定の速さで動いたとみなした速さで、移動距離÷かかった時間で求めます。 【関連】瞬間の速さは、ごく短い時間の間の速さです。

瞬間の速さしゅんかんのはやさ

問い速さの表し方のうち、自動車の速度計が示すような、ごく短い時間の間の速さを何というか。

瞬間の速さ
瞬間の速さは、自動車の速度計が示すような、ごく短い時間の間の速さです。記録テープではごく短い区間から求めます。 【関連】平均の速さは、区間全体を一定の速さで動いたとみなした速さです。

ジュールじゅーる

問い熱量や仕事の大きさを表す単位

熱量や仕事の大きさの単位はジュール(J)で、電力量の単位にも使います。 【関連】ワット(W)は、1秒間あたりの量(電力・仕事率)を表す単位です。

慣性の法則かんせいのほうそく

問い物理のきまりのうち、力がはたらかないか、つり合っているとき、静止している物体は静止を、動いている物体は等速直線運動を続けることは、何という法則か。

慣性の法則は、力がはたらかないかつり合っていれば、物体は静止または等速直線運動を続けるというきまりです。 【関連】物体がもつこの性質を慣性といいます。作用・反作用の法則は、2つの物体の間の力のきまりです。

力学的エネルギーの保存りきがくてきえねるぎーのほぞん

問い物理のきまりのうち、摩擦や空気の抵抗がなければ、位置エネルギーと運動エネルギーの和が一定に保たれることは?(「〜の保存」の形で)

力学的エネルギーの保存
力学的エネルギーの保存は、摩擦や空気の抵抗がなければ、位置エネルギーと運動エネルギーの和が一定に保たれるというきまりです。 【関連】ふりこやジェットコースターの運動で考えます。熱なども含めた総量の保存(エネルギーの保存)とは区別します。

エネルギーの保存えねるぎーのほぞん

問い物理のきまりのうち、エネルギーが別の種類に移り変わっても、その総量は変わらないことは?(「〜の保存」の形で)

エネルギーの保存
エネルギーの保存は、エネルギーが別の種類に移り変わっても、その総量は変わらないというきまりです。 【関連】力学的エネルギーは摩擦などで減りますが、熱や音に変わった分も合わせると一定です。

発電機はつでんき

問い電気器具のうち、電磁誘導を利用して、回転などの運動から電流を取り出すものは。

発電機
発電機は、電磁誘導を利用して、回転などの運動から電流を取り出す装置です。自転車のライトの発電機も同じしくみです。 【関連】モーターは逆に、電流から回転の運動を取り出します。

モーターもーたー

問い電気器具のうち、磁界の中のコイルに電流を流して回転の運動を取り出すものは。

モーター
モーターは、磁界の中のコイルに電流を流し、電流が磁界から受ける力で回転の運動を取り出します。 【関連】整流子で電流の向きを切りかえて回り続けます。発電機は、回転の運動から電流を取り出します。

検流計けんりゅうけい

問い電気の測定器具のうち、針が0の目盛りを中心に左右にふれ、小さな電流の向きも分かるものは。

検流計
検流計は針が0を中心に左右にふれる測定器で、小さな電流の向きも分かるため、電磁誘導の実験でよく使います。 【関連】ふつうの電流計の針は、一方向にだけふれます。

伝導でんどう

問い熱の伝わり方のうち、金属の棒の一端を熱すると熱が棒の中を順に伝わっていくものはどれか。

伝導
伝導(熱伝導)は、金属の棒の一端を熱したときのように、物体の中を熱が順に伝わっていく伝わり方です。 【関連】対流は、液体や気体が動いて熱を運ぶ伝わり方です。

対流たいりゅう

問い熱の伝わり方のうち、なべの水を下から熱したとき、温まった水が上へ動き、熱が全体に運ばれるものは。

対流
対流は、あたためられた液体や気体が動いて熱が全体に運ばれる伝わり方で、暖かい空気が部屋の上の方にたまるのもこのためです。 【関連】伝導は、物体の中を熱が順に伝わる伝わり方です。

放射ほうしゃ

問い熱の伝わり方のうち、太陽やストーブの熱のように空間をへだてて直接熱が伝わるものはどれか。

放射
放射(熱放射)は、太陽やストーブの熱のように、空間をへだてて直接熱が伝わる伝わり方です。 【関連】対流は、空気や水が動いて熱を運ぶ伝わり方です。

右ねじの法則みぎねじのほうそく

問い電気や磁気のきまりで、まっすぐな導線に電流を流すと、電流の向きに進むねじを回す向きに磁界ができることは、何という法則か。

右ねじの法則
右ねじの法則は、電流の向きをねじの進む向きとすると、ねじを回す向きに磁界ができるというきまりです。 【関連】右手の親指を電流の向きに向けて導線をにぎると、残りの指の向きが磁界の向きになります。フレミングの左手の法則は、電流が磁界から受ける力の向きを表します。

整流子せいりゅうし

問いモーターの部品のうち、コイルが半回転するごとにコイルに流れる電流の向きを切りかえるものは。

整流子
整流子は、コイルが半回転するごとにコイルに流れる電流の向きを切りかえ、モーターを同じ向きに回し続けます。 【関連】ブラシは、整流子にふれて電流を通す部品です。

変換効率へんかんこうりつ

問いエネルギーの移り変わりで、使ったエネルギーのうち、目的のエネルギーに変わった割合を何というか。

変換効率
変換効率は、使ったエネルギーのうち、目的のエネルギーに変わった割合です。発光ダイオードは白熱電球より変換効率が高いです。 【関連】仕事率は、1秒間あたりにする仕事です。

半導体はんどうたい

問い物質の電気的な性質のうち、ケイ素やゲルマニウムのように電気の通しやすさが金属とゴムの中間にあるものは。

半導体
半導体は、ケイ素やゲルマニウムのように、電気の通しやすさが導体と絶縁体の中間にある物質で、条件によって電流の通しやすさが変わります。 【関連】発光ダイオードなどに使われています。

発光ダイオードはっこうだいおーど

問い電気器具のうち、半導体でできていて、決まった向きに電流を流したときだけ光るものはどれか。

発光ダイオード
発光ダイオード(LED)は半導体でできていて、決まった向きに電流を流したときだけ光り、少ない電力で明るく光ります。 【関連】豆電球は、電流がどちら向きでも光ります。

真空放電しんくうほうでん

問い電気の現象のうち、空気をぬいて気圧を低くしたガラス管の中を電流が流れる現象は。

真空放電
真空放電は、空気をぬいて気圧を低くしたガラス管の中を電流が流れる現象です。 【関連】クルックス管で陰極線(電子の流れ)を観察します。蛍光灯もこの現象を利用しています。

放射線ほうしゃせん

問い理科の用語で、放射性物質から出て、物質を通りぬける性質や原子をイオンにする性質をもつものは。

放射線
放射線は放射性物質から出るもので、物質を通りぬける性質や原子をイオンにする性質をもち、医療や非破壊検査にも使われます。 【関連】赤外線は目に見えない光の一種で、物をあたためるはたらきがあります。

光ファイバーひかりふぁいばー

問い光を利用するもののうち、内部で光が全反射をくり返し、遠くまで光を送る細いガラスの線は。

光ファイバー
光ファイバーは、内部で光が全反射をくり返し、遠くまで光を送る細いガラスの線で、通信や胃カメラに使われます。 【関連】プリズムは、光を屈折させて色に分ける器具です。

共鳴きょうめい

問い音の現象のうち、同じ振動数の音さを並べ、一方を鳴らすともう一方も鳴り出す現象は。

共鳴
共鳴は、同じ振動数の音さを並べて一方を鳴らすと、もう一方も鳴り出す現象です。楽器の胴も共鳴で音を大きくしています。 【関連】うなりは、振動数が少しちがう音が重なって起こります。

合成ごうせい

問い力の扱い方のうち、2つ以上の力をそれと同じはたらきをする1つの力にまとめることを、力の何というか。

合成
力の合成は、2つ以上の力を、それと同じはたらきをする1つの力(合力)にまとめることです。 【関連】力の分解は、1つの力を2つの力に分けることです。

分解ぶんかい

問い力の扱い方のうち、1つの力を、それと同じはたらきをする2つの力に分けることを、力の何というか。

分解
力の分解は、1つの力を、それと同じはたらきをする2つの力(分力)に分けることです。 【関連】力の合成は、複数の力を1つにまとめることです。

臨界角りんかいかく

問い光の屈折について、水中から空気中へ進む光で、全反射が起こり始めるときの入射角を何というか。

臨界角
臨界角は、水中から空気中へ進む光で、全反射が起こり始めるときの入射角で、物質によって大きさがちがいます。 【関連】これより大きい入射角では、光は空気中へ出ていかずにすべて反射します。

フレミングの左手の法則ふれみんぐのひだりてのほうそく

問い電気や磁気のきまりで、電流と磁界と、導線が受ける力の向きの関係を3本の指で表すものは、何という法則か。

フレミングの左手の法則
フレミングの左手の法則は、電流・磁界・導線が受ける力の向きの関係を左手の3本の指で表すきまりです。 【関連】中指が電流、人さし指が磁界、親指が力の向きです。フレミングの右手の法則は、誘導電流の向きを表します。

レンツの法則れんつのほうそく

問い電気や磁気のきまりで、誘導電流は、コイルの中の磁界の変化をさまたげる向きに流れることは、何という法則か。

レンツの法則
レンツの法則は、誘導電流がコイルの中の磁界の変化をさまたげる向きに流れるというきまりです。 【関連】磁石を近づけると、コイルは磁石としりぞけ合う極になります。ファラデーの法則は、誘導される電圧の大きさについてのきまりです。