難読漢字の用語と解説
読めそうで読めない漢字。400 語のうち 201〜250 語目です。答えを隠して、問いから答えを思い出してから読むと、覚えやすくなります。
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箒ほうき
問い「箒」の読みは?(掃除の道具)
ちりやごみを掃き集める道具だよ。「掃」の字の右側と同じ形が入っていて、昔は「ははき」と呼ばれていたんだ。
薬缶やかん
問い「薬缶」の読みは?(お湯をわかす道具)
昔は薬を煎じるのに使った器だったことから「薬缶」と書くよ。今ではお湯をわかす道具として、どの家庭でも使われているんだ。
柄杓ひしゃく
問い「柄杓」の読みは?(水をくむ道具)
長い柄の先に、水をくむ器が付いた道具だよ。神社の手水舎で手を清めるときに使うんだ。北斗七星も柄杓の形をしているよ。
擂鉢すりばち
問い「擂鉢」の読みは?(ごまなどをすりつぶす器)
内側に細かい溝がある鉢で、すりこぎでごまなどを擂る(する)のに使うよ。「擂る」はすりつぶすという意味の字なんだ。
簾すだれ
問い「簾」の読みは?(窓に下げる日よけ)
細く割った竹やアシを糸で編んで、窓などに下げる日よけだよ。風を通しながら日差しをさえぎるので、夏の暮らしに欠かせないんだ。
俎板まないた
問い「俎板」の読みは?(台所で食材を切る台)
「真魚(まな=さかな)」を切る板という意味で、昔は魚をさばくための板だったよ。「俎」の一字だけでも、まないたを表すんだ。
束子たわし
問い「束子」の読みは?(なべなどをこする道具)
シュロなどの繊維を束ねて作る、なべや野菜をこする道具だよ。明治時代に日本で生まれた「亀の子束子」が有名なんだ。
笊ざる
問い「笊」の読みは?(台所の水切りの道具)
竹かんむりに「爪」と書く字で、竹などで編んだ水切りの道具だよ。抜け穴だらけの計画を「ざる」というのは、水がもれることからなんだ。
草鞋わらじ
問い「草鞋」の読みは?(わらで編んだ昔のはきもの)
わらで編み、ひもで足に結びつけるはきものだよ。二つの仕事をかけもちすることを「二足の草鞋を履く」というんだ。
錨いかり
問い「錨」の読みは?(船を止めるための道具)
綱や鎖につけて海の底に沈め、船が流されないようにする道具だよ。石を使っていた昔は「碇」と書くことが多かったんだ。
黎明れいめい
問い「黎明」の読みは?(夜明け)
「黎」は暗い、「明」は明るいで、夜がしらじらと明けはじめるころのことだよ。「近代の黎明期」のように、新しい時代の始まりにも使うんだ。
曙あけぼの
問い「曙」の読みは?(夜が明けはじめるころ)
夜がほのぼのと明けはじめるころのことだよ。清少納言の『枕草子』の書き出し「春はあけぼの」が有名なんだ。
氷柱つらら|ひょうちゅう
問い「氷柱」の読みは?(冬、軒先から垂れ下がる氷)
屋根から落ちる水が凍って、柱のように垂れ下がったものだよ。音読みの「ひょうちゅう」は、夏に涼むため置く氷の柱を指すことが多いんだ。
凪なぎ
問い「凪」の読みは?(風がやんで海が静かな様子)
「風」を略した形の中に「止」と書く、日本で作られた漢字(国字)だよ。朝と夕方に海風と陸風が入れかわって風がやむ時を、朝凪・夕凪というんだ。
潮騒しおさい|しおざい
問い「潮騒」の読みは?(海辺で聞こえる音)
潮が満ちてくるときなどに聞こえる、波のざわめく音だよ。三島由紀夫の小説の題名としても知られているんだ。
啓蟄けいちつ
問い「啓蟄」の読みは?(二十四節気のひとつ)
冬ごもりしていた虫(蟄)が、土の中から出てくる(啓く)ころという意味だよ。3月6日ごろの二十四節気なんだ。
穀雨こくう
問い「穀雨」の読みは?(二十四節気のひとつ)
穀物をうるおす春の雨が降るころという意味だよ。4月20日ごろの二十四節気で、春の最後の節気なんだ。
処暑しょしょ
問い「処暑」の読みは?(二十四節気のひとつ)
「処」にはとどまる・おさまるという意味があり、暑さがおさまりはじめるころを表すよ。8月23日ごろの二十四節気なんだ。
漁火いさりび|ぎょか
問い「漁火」の読みは?(夜の海で魚を集める明かり)
夜に魚を集めるため、船でたく火や明かりのことだよ。イカ釣り船の漁火は、夜の海に点々と並んで美しく光るんだ。
文月ふみづき|ふづき
問い「文月」の読みは?(昔の暦の月の呼び名)
陰暦7月の呼び名だよ。七夕に詩歌を書いたり書物を広げたりしたことから「文月」というなど、いくつかの説があるんだ。
糸魚川いといがわ
問い「糸魚川」の読みは?(新潟県の市)
新潟県西部の市で、宝石のヒスイがとれることで知られるよ。日本列島を東西に分ける「糸魚川-静岡構造線」の名前にもなっているんだ。
石神井しゃくじい
問い「石神井」の読みは?(東京都練馬区の地名)
東京都練馬区の地名で、石神井公園で知られるよ。井戸を掘ったら石の棒(石神)が出てきたという言い伝えから付いた名前といわれるんだ。
宗像むなかた
問い「宗像」の読みは?(福岡県の市)
福岡県北部の市で、宗像大社があるよ。宗像大社と沖ノ島などは「神宿る島」として世界遺産に登録されているんだ。
稚内わっかない
問い「稚内」の読みは?(北海道の市)
日本の最北端にある市だよ。アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ(冷たい水の沢)」が名前のもとといわれているんだ。
廿日市はつかいち
問い「廿日市」の読みは?(広島県の市)
「廿」は二十のことで、二十日に市が開かれたことから付いた名前だよ。宮島(厳島神社)のある広島県の市なんだ。
箕面みのお
問い「箕面」の読みは?(大阪府の市)
大阪府北部の市で、滝ともみじで知られる箕面公園があるよ。滝の形が農具の箕(み)に似ていたことが名前のもとといわれるんだ。
尾鷲おわせ
問い「尾鷲」の読みは?(三重県の市)
三重県南部の市で、日本でも特に雨の多い土地として知られるよ。林業がさかんで、尾鷲ひのきが有名なんだ。
潮来いたこ
問い「潮来」の読みは?(茨城県の市)
茨城県南東部、水郷で知られる市だよ。昔は「板来」と書いたが、江戸時代に水戸藩主の徳川光圀が、潮が来る土地にちなんで「潮来」に改めたといわれるんだ。
新発田しばた
問い「新発田」の読みは?(新潟県の市)
新潟県北部の城下町だよ。忠臣蔵で知られる赤穂浪士の一人、堀部安兵衛が生まれた土地でもあるんだ。
小千谷おぢや
問い「小千谷」の読みは?(新潟県の市)
新潟県中部の市で、錦鯉の産地として、また麻の織物「小千谷縮(ちぢみ)」で知られるよ。「ち」に点が付く「ぢ」と打つんだ。
縋るすがる
問い「縋る」の読みは?(動き)
頼りになるものにしがみつくこと、助けを求めて頼ることだよ。「藁にも縋る」は、困って頼りないものまで頼ろうとする様子なんだ。
跨ぐまたぐ
問い「跨ぐ」の読みは?(動き)
足を大きく広げて、ものの上を越えることだよ。「敷居を跨がせない」は、家に入れないという意味なんだ。
佇むたたずむ
問い「佇む」の読みは?(動き)
しばらくその場に立ち止まっていることだよ。「夕暮れの駅に一人佇む」のように、静かな場面でよく使われるんだ。
嗜むたしなむ
問い「嗜む」の読みは?(動き)
好んで親しむことや、芸事を身につけていることだよ。「茶道を嗜む」のように使い、心がけという意味の「嗜み」にもなるんだ。
蔑むさげすむ
問い「蔑む」の読みは?(動き)
人を自分より劣ったものと見て、ばかにすることだよ。「軽蔑(けいべつ)」の「蔑」で、「蔑みの目で見る」のように使うんだ。
宥めるなだめる
問い「宥める」の読みは?(動き)
怒ったり泣いたりしている人の気持ちを、やわらげて落ち着かせることだよ。「宥」には、ゆるすという意味もあるんだ。
唆すそそのかす
問い「唆す」の読みは?(動き)
その気になるようにすすめて、悪いことをさせようとすることだよ。「示唆(しさ)」の「唆」で、それとなく働きかける意味があるんだ。
囀るさえずる
問い「囀る」の読みは?(動き)
小鳥がしきりに鳴くことだよ。「鳥の囀り」は春の季語で、人がぺちゃくちゃしゃべる様子にも使うんだ。
疚しいやましい
問い「疚しい」の読みは?(様子)
良心に恥じるところがあって、気がとがめる様子だよ。「疚しいところは何もない」のように使い、「後ろめたい」と似た意味なんだ。
誂えるあつらえる
問い「誂える」の読みは?(動き)
注文して、自分に合わせて作らせることだよ。「洋服を誂える」のように使い、ちょうどよいことを「誂え向き」というんだ。
螻蛄けら|おけら
問い「螻蛄」の読みは?(土の中に穴を掘って暮らす虫)
土の中にトンネルを掘って暮らす、モグラのような前足をもつ虫だよ。「おけら」とも呼ばれ、お金が無いことを「おけら」というんだ。
鶫つぐみ
問い「鶫」の読みは?(冬に渡ってくる胸にまだら模様のある鳥)
冬に日本へ渡ってくる、胸に黒いまだら模様のある鳥だよ。冬の間は鳴かずに口をつぐんでいるので「つぐみ」と呼ばれたといわれるんだ。
鵯ひよどり
問い「鵯」の読みは?(「ピーヨ」と鳴く鳥)
「ピーヨ、ピーヨ」と大きな声で鳴くことから名がついたといわれる鳥だよ。庭の木の実や花の蜜によくやって来るんだ。
鵲かささぎ
問い「鵲」の読みは?(白黒の羽のカラスの仲間)
白黒の羽と長い尾をもつカラスの仲間だよ。七夕の夜に天の川へ橋をかける鳥として知られ、佐賀県の県鳥なんだ。
百舌もず
問い「百舌」の読みは?(「はやにえ」をする鳥)
いろいろな鳥の鳴きまねをするので「百の舌」と書くよ。とった虫などを枝に刺しておく「はやにえ」で知られる鳥なんだ。
水黽あめんぼ|あめんぼう
問い「水黽」の読みは?(水面をすべる虫)
水面に浮かんで、すいすい滑るように進む虫だよ。体から飴のようなにおいがするので「あめんぼ」と呼ばれるといわれるんだ。
守宮やもり
問い「守宮」の読みは?(家の壁にはりつく爬虫類)
家の壁や窓にはりつき、害虫を食べて家を守ることから「守宮」と書くよ。水辺にすむ両生類のイモリ(井守)とは別の生きものなんだ。
海驢あしか
問い「海驢」の読みは?(水族館のショーで人気の海の哺乳類)
「海のロバ」と書く海の哺乳類だよ。アザラシと違って小さな耳たぶがあり、前足で上半身を起こして歩けるんだ。
鶉うずら
問い「鶉」の読みは?(小さな卵が食用になる鳥)
茶色いまだら模様の、ずんぐりした小さな鳥だよ。小さな卵は「うずらの卵」として、中華丼やおでんなどで食べられているんだ。
蜩ひぐらし
問い「蜩」の読みは?(夕方に「カナカナ」と鳴くセミ)
夏の終わりの夕方に「カナカナ」と鳴くセミだよ。日が暮れるころに鳴くので「日暮らし」から名がついたといわれるんだ。