国語(慣用句・ことわざ)の用語と解説

慣用句・ことわざ・四字熟語・故事成語。400 語のうち 101〜150 語目です。答えを隠して、問いから答えを思い出してから読むと、覚えやすくなります。

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手を貸すてをかす|ちからをかす

問い「重い荷物を運ぶのに(  )てくれない?」のように、人の仕事を手伝うことを表す慣用句は?

人の仕事を手伝うという意味で、気軽に使える言い方です。 【別解】力を貸す 【関連】手伝ってもらうことは「手を借りる」といいます。

胸を張るむねをはる

問い自信をもって、堂々とした態度をとることを表す慣用句は?(「〜を張る」の形で)

胸をぐっと前に出した姿勢からきています。「胸を張って卒業式に出る」のように、誇らしい気持ちを表します。

肩を落とすかたをおとす

問いがっかりして、元気をなくすことを表す、「肩」を使った慣用句は?

落ちこむと肩がだらんと下がる様子からきています。「試合に負けて肩を落とす」のように使います。

口が滑るくちがすべる

問い言ってはいけないことを、うっかり言ってしまうことを表す慣用句は?(「口が〜」の形で)

口が勝手に滑って言葉が出てしまう、というたとえです。「つい口が滑って秘密を話してしまった」のように使います。

気が短いきがみじかい

問いすぐにいらいらしたり怒ったりして、がまんができない性格を表す慣用句は?(「気が〜」の形で)

すぐにいらいらする性格を表し、「短気」と同じ意味です。 【関連】のんびりして気長な性格は「気が長い」といいます。

目を通すめをとおす

問い書類や本などを、ひととおりざっと見ることを表す慣用句は?

目を紙の上にさっと通していく様子からきています。「会議の前に資料に目を通す」のように使います。

足を引っ張るあしをひっぱる

問い人の成功や仕事のじゃまをしたり、仲間の中で迷惑になったりすることを表す慣用句は?

前に進もうとする人の足をつかんで引きもどす様子です。「ミスをしてチームの足を引っ張る」のように使います。

水に流すみずにながす

問い過去のもめごとやうらみを、なかったことにしてすっかり忘れることを表す慣用句は?

汚れを水で洗い流すように、わだかまりを消すことです。「昔のことは水に流して仲直りする」のように使います。

耳にたこができるみみにたこができる

問い同じことを何度も聞かされて、うんざりすることを表す慣用句は?

この「たこ」は皮膚が硬くなったもので、海の「たこ」ではありません。「耳にたこができるほど聞いた」と使います。

耳を疑うみみをうたがう

問い思いがけないことを聞いて、聞きまちがいではないかと思うほど驚くことを表す慣用句は?

自分の耳が信じられないほど驚く様子です。 【関連】見たものが信じられないときは「目を疑う」といいます。

口をそろえるくちをそろえる

問い大勢の人が、同じことを同時に言うことを表す、「口」を使った慣用句は?

みんなの口の動きがそろう様子からきています。「みんなが口をそろえて賛成した」のように使います。

手に汗を握るてにあせをにぎる

問い試合などを見ていて、どうなるかとはらはらし、興奮することを表す、汗が出てくる慣用句は?

緊張して、握った手のひらに汗がにじむ様子です。「手に汗を握る大接戦」のように使います。

歯が立たないはがたたない

問い相手が強すぎたり問題が難しすぎたりして、まったくかなわないことを表す、かたい物がかめない様子からきた慣用句は?

硬い物に歯が食いこまない様子から生まれた言葉です。「難しすぎて、この問題には歯が立たない」のように使います。

手も足も出ないてもあしもでない

問い力が及ばず、どうすることもできないことを表す、「手」と「足」の両方が出てくる慣用句は?

攻めることも動くこともできない様子です。「強いチームが相手で手も足も出なかった」のように使います。

耳を傾けるみみをかたむける

問い相手の話や意見を、注意して熱心に聞くことを表す慣用句は?(体の一部を、話す人のほうへななめに向けるようにして聞く)

話す人のほうへ耳を寄せて聞く様子からきています。「少数の意見にも耳を傾ける」のように使います。

雀の涙すずめのなみだ

問いお金などの量が、ほんのわずかしかないことのたとえで、小さな鳥が出てくる慣用句は?

小さな雀が流す涙ほど少ない、というたとえです。「雀の涙ほどのこづかい」のように使います。

目と鼻の先めとはなのさき

問い距離がとても近いことを、顔の二つの部分を使って表す慣用句は?(「〜の先」の形で)

目と鼻の間くらいしか離れていない、という意味です。「学校は家から目と鼻の先にある」のように使います。

目が回るめがまわる

問い頭がくらくらするほど、とても忙しいことを表す慣用句は?(「〜ほど忙しい」と使う)

忙しくて目がぐるぐる回る様子です。「年末は目が回るほど忙しい」のように使います。

腰が低いこしがひくい

問いえらぶらず、だれに対してもへりくだって、ていねいな態度をとることを表す慣用句は?

頭や腰を低くしておじぎをする姿からきています。「社長なのに腰が低い人」のように、ほめるときに使います。

顔から火が出るかおからひがでる

問いとても恥ずかしくて、顔が真っ赤になることを表す慣用句は?

恥ずかしさで顔がかっと熱くなる様子を、火にたとえています。「大勢の前で転んで顔から火が出た」と使います。

道草を食うみちくさをくう

問い目的地へ行く途中で、寄り道をしてほかのことに時間を使うことを表す慣用句は?

馬が道ばたの草を食べて、なかなか進まないことからきています。「学校の帰りに道草を食う」のように使います。

喉から手が出るのどからてがでる

問いほしくてほしくてたまらない気持ちを表す慣用句は?(「〜ほどほしい」と使う)

ほしい気持ちが強すぎて、体の中から手が出てくるほど、というたとえです。「喉から手が出るほどほしい」と使います。

油を売るあぶらをうる

問い仕事の途中で、むだ話などをしてなまけることを表す、江戸時代の商人の様子からきた慣用句は?

髪の油を売る商人が、客と長話をしながら商売したことからきています。「どこで油を売っていたのか」のように使います。

水を差すみずをさす

問いうまくいっている物事や、盛り上がっている場に、横からじゃまをすることを表す、冷たいものを加えるたとえの慣用句は?

熱いものに水を注いで冷ます様子からきています。「せっかくの楽しい話に水を差す」のように使います。

根も葉もないねもはもない

問い何の根拠もない、でたらめなうわさなどを表す、植物にたとえた慣用句は?

根も葉もなければ植物は育たない、つまり元になるものがないという意味です。「根も葉もないうわさ」と使います。

猫の額ねこのひたい

問い土地や庭が、とてもせまいことのたとえで、動物が出てくる慣用句は?

猫の顔の、目の上の狭い部分にたとえています。「猫の額ほどの庭」のように使います。

鶴の一声つるのひとこえ

問い大勢で話し合ってもまとまらないことが、力のある人の一言ですぐに決まることのたとえで、鳥が出てくる慣用句は?

鶴の鳴き声はよく通り、ほかの鳥の声をおさえることからきています。「社長の鶴の一声で決まった」と使います。

借りてきた猫かりてきたねこ

問いふだんとちがって、すっかりおとなしく小さくなっている様子を「(  )のよう」とたとえる。(  )に入る言葉は?

猫はよその家に連れていかれると、じっとおとなしくなることからきています。「借りてきた猫のようにおとなしい」と使います。

犬猿の仲けんえんのなか

問いとても仲が悪いことのたとえで、二種類の動物が出てくる慣用句は?

犬と猿は仲が悪いと昔から言われていることからきています。「あの二人は犬猿の仲だ」のように使います。

肩の荷が下りるかたのにがおりる|かたのにをおろす

問い背負っていた責任や負担がなくなって、ほっとすることを表す慣用句は?

重い荷物を肩から下ろしたときの、身軽な気持ちにたとえています。「発表が終わって肩の荷が下りた」と使います。 【別解】肩の荷を下ろす

目をつぶるめをつぶる|めをつむる

問い人のあやまちや欠点を、見て見ぬふりをしてとがめないことを表す慣用句は?(「目を〜」の形で)

わざと見えないようにして、とがめないという意味です。 【別解】目をつむる 【関連】似た意味の言葉に「大目に見る」があります。

頭が下がるあたまがさがる

問い「毎朝ボランティアを続ける姿には(  )」のように、相手の行いに感心して、自然と尊敬の気持ちがわくことを表す慣用句は?

思わずおじぎをしたくなるほど感心する、という意味です。 【関連】偉い人に従うという意味ではありません。

へそを曲げるへそをまげる

問い機嫌をそこねて、すねて素直でなくなることを表す、おなかの真ん中にある部分を使った慣用句は?

機嫌をそこねて意地を張る様子です。 【関連】同じ意味で「つむじを曲げる」という言い方もあります。

羽を伸ばすはねをのばす

問いうるさく言う人がいなくなって、のびのびと自由にふるまうことを表す、鳥にたとえた慣用句は?

鳥が翼を広げてくつろぐ様子からきています。「親が出かけて羽を伸ばす」のように使います。

蚊の鳴くような声かのなくようなこえ

問い「はずかしくて(  )で返事をした」のように、とても小さく弱々しい声を、虫にたとえて表す慣用句は?

蚊の羽音のように、かすかで聞き取りにくい声のたとえです。元気のない小さな声を表します。

耳が早いみみがはやい

問いうわさや新しい情報を、だれよりも早く聞きつけることを表す慣用句は?(「耳が〜」の形で)

人より先に話を聞きつけている様子です。「もう知っているとは耳が早い」のように使います。

腰を抜かすこしをぬかす

問いひどく驚いて、立ち上がれなくなるほどであることを表す慣用句は?

驚きのあまり腰の力が抜けてしまう様子です。「値段の高さに腰を抜かす」のように使います。

白黒をつけるしろくろをつける|こくびゃくをつける

問い物事のよしあしや、どちらが正しいかをはっきりさせることを表す、二つの色を使った慣用句は?

囲碁の白い石と黒い石の勝ち負けからきたともいわれます。 【別解】黒白をつける

赤の他人あかのたにん

問いまったく縁もゆかりもない人のことを、色を使って強めて言う慣用句は?

「赤」は「明らか・まったく」という意味で、「赤はだか」「真っ赤なうそ」の「赤」と同じです。

胸をなでおろすむねをなでおろす

問い心配ごとが解決して、ほっと安心することを表す、手で体をさするしぐさからきた慣用句は?

どきどきしていた胸を手でなでて落ち着かせる様子です。「全員無事と聞いて胸をなでおろす」と使います。

手のひらを返すてのひらをかえす|たなごころをかえす

問いそれまでの態度や言うことを、急にがらりと変えることを表す慣用句は?(手の向きを変えるしぐさからきた)

手のひらをくるりと返すように、簡単に態度を変える様子です。悪い意味で使うことが多い表現です。 【別解】掌(たなごころ)を返す

太鼓判を押すたいこばんをおす

問いまちがいなく確かだと、責任をもって保証することを表す、大きなはんこにたとえた慣用句は?

太鼓のように大きなはんこを押して確かだと請け合う、という意味です。「先生が太鼓判を押す」と使います。

一か八かいちかばちか

問い結果はどうなるかわからないが、運にまかせて思い切ってやってみることを表す、数字が二つ出てくる慣用句は?

ばくちの言葉からきたといわれます。「一か八か勝負に出る」のように使います。

目に入れても痛くないめにいれてもいたくない|めのなかにいれてもいたくない

問い子どもや孫などが、かわいくてかわいくてたまらない様子を表す慣用句は?

目に入れても平気なほどかわいい、という大げさなたとえです。「孫は目に入れても痛くない」と使います。 【別解】目の中に入れても痛くない

腕を磨くうでをみがく

問い技術や腕前を高めようと、練習を重ねることを表す、体の一部を使った慣用句は?(「〜を磨く」の形で)

ここでの「腕」は技術や能力のことです。 【関連】上手になったことは「腕を上げる」といいます。

顔に泥を塗るかおにどろをぬる

問い世話になった人などに恥をかかせ、その人の名誉を傷つけることを表す、汚れたものをつけるたとえの慣用句は?

人の顔を泥で汚すように、面目をつぶすことです。「親の顔に泥を塗る」のように使います。

袋のねずみふくろのねずみ

問い周りを囲まれて、逃げ場がまったくない状態のたとえで、動物が出てくる慣用句は?

袋の中に追いこまれたねずみのように、逃げられない様子です。「犯人はもう袋のねずみだ」と使います。

竹を割ったようたけをわったよう

問いさっぱりしていて、ねじけたところのない性格を、植物を使って表す慣用句は?(「〜よう」の形で)

竹はまっすぐきれいに縦に割れることからきています。「竹を割ったような性格」と使います。

鼻にかけるはなにかける

問い才能や家柄などを自慢して、得意そうにすることを表す慣用句は?(「〜にかける」の形で)

才能などを人に見せびらかす、いやな態度を表します。 【関連】「鼻が高い」は誇らしい気持ちを表し、悪い意味はありません。

目を光らせるめをひからせる

問い不正やまちがいが起こらないよう、厳しく見張ることを表す慣用句は?

目をぎらりと光らせて見張る様子です。「先生が廊下で目を光らせている」のように使います。